
- 日本三大夜景「掬星台」へのアクセス方法まとめ|神戸摩耶山絶景スポットの行き方・料金・時刻表を徹底解説!
- 日本三大夜景に選ばれた神戸・掬星台へのアクセス方法を徹底解説。ケーブルカー・車・登山の3つの行き方から、料金、時刻表、駐車場情報まで詳しく紹介。最高の夜景を楽しむための簡単アクセスガイド。
神戸の街を訪れたなら、ぜひ立ち寄っていただきたい場所があります。それが、摩耶山の中腹に位置する「掬星台(きくせいだい)」。標高約700mの高さから望む神戸の街並みは、昼も夜も息をのむほどの美しさです。
実は掬星台、「神戸の夜景スポット」として有名ですが、それだけじゃないんです。澄み切った青空の下で輝く大阪湾、夕暮れ時に街全体が紫色に染まるマジックアワー、そして 1000 万ドルの価値があると言われる伝説の夜景。訪れる時間帯によって全く異なる 3 つの絶景が楽しめる、神戸きっての絶景スポットなんです。
そして、長崎の稲佐山、函館の函館山と併せて「日本三大夜景」の 1 つに数えられています。
この記事では、掬星台の魅力や見どころ、アクセス方法まで、これを読めばすべてが分かる完全攻略のためのガイドをお届けします。ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりの掬星台の楽しみ方を見つけてくださいね。
ちなみにはじめにお伝えしておきます。車がなくても公共交通機関でアクセスが可能です!
兵庫県神戸市の摩耶山(標高約700m)に位置する「掬星台(きくせいだい)」は、日本三大夜景のひとつとして知られる絶景スポットです。「1000万ドルの夜景」とも称され、神戸市街地から大阪湾まで広がる壮大な景色が楽しめます。
掬星台はその昔「どんぐり山」と呼ばれており、第二次世界大戦中に高射砲陣地として切り開いた場所でした。1955年(昭和30年)に摩耶ロープウェー開業に合わせて奥摩耶遊園地として整備されたのが掬星台の始まりです。
掬星台の名前は、「手で星を掬(すく)うような美しい星空が見えること」に由来しています。晴れた日には、満天の星空が広がり、ロマンチックな雰囲気に包まれます。神戸観光のハイライトとなる場所のひとつです。
掬星台の一番の魅力は、なんと言ってもその絶景!夜景で有名な掬星台ですが、実は時間帯問わず絶景を楽しめるんです。
日中の掬星台は、六甲山系の緑とともに、神戸市街地や大阪湾を一望できるパノラマビューが魅力。晴れた日には、遠く淡路島や関西空港まで見渡せることもあります。特に、冬場は空気が澄んでいるため、視界がさらにクリアになり、より遠くまで見渡せます。
また、昼間は観光客が少なめのため、静かに景色を楽しめる穴場の時間帯でもあります。お弁当を持参して、青空の下でピクニックを楽しむのもおすすめ。摩耶山には上野道という登山ルート(約8km)もあり、麓から掬星台まで登山を楽しむこともできますよ。
日没直後の、いわゆる「トワイライトタイム」や「マジックアワー」と呼ばれる僅かな時間帯の掬星台は、辺り一帯が紫に染まり、その幻想的な風景は息をのむ美しさです。街の灯りが少しずつ輝きを増し、昼から夜へと移り変わる様子はまさに自然が生み出す絶景アートです。
昼と夜の美しさが交錯する特別な光景、しかも僅かな時間帯(日没後約15〜20分)でしか見られない本当に貴重な瞬間です。
掬星台の最大の魅力は、やはり夜景。神戸の街並み、大阪方面の光が宝石をちりばめたように輝き、日本三大夜景の本領を発揮します。輝く街の光と暗闇のコントラストが美しく、ロマンチックな雰囲気が全開です。
その美しさは言葉すら失うほど。人気の観光スポットのため夜間は訪れるひとが多いですが、それでも、静けさの中で幻想的な時間が流れます。
掬星台は、夜景だけに留まらず、実際にきらきら光る天の川を歩くことができます。それがこの、夜空の星々が地上に降り立ったかのような魅惑的な空間、「きらきら小径」です。
約 40m に渡って広がる遊歩道は、蛍光材を使った特殊な舗装と青色の柔らかな光が織りなす幻想的な世界を演出しています。天の川をイメージした道にはところどころに星座が描かれています。
昼とは一味違う夜だけの特別な散歩道。掬星台の広場には、夜景以外にもこういった演出が用意されており、日常を忘れさせる、まるで宇宙空間を歩いているような神秘的な体験も楽しめます。
ちなみにこの蓄光材は、「マヤストーン」として星の駅で購入することもできますよ。
掬星台には、カフェ「摩耶ビューテラス702」が星の駅の 2 階に併設されており、食事や休憩など絶景を楽しみながら時間を過ごせます。
この摩耶ビューテラス 702 ですが、特筆すべきは、窓際席からの眺望。眺めが最高に素晴らしく、これぞ本当の特等席です。
特に冬や春先は、掬星台はとても寒いです。温かいカフェで食事やお茶を楽しみながら夜景を楽しめるのはうれしいポイント。
また、食事も美味しいと評判で、カレーライスやハンバーグ、そしてケーキセットが人気です。
メニュー | 価格 |
---|---|
フライドポテト | ¥600 |
ホットドッグ | ¥400 |
シーザーサラダ | ¥600 |
鶏からあげ | ¥600 |
ホルモン焼そば | ¥900 |
ソースかつ丼 | ¥900 |
ハンバーグ(ライス付) | ¥1,200 |
カレーライス | ¥900 |
メニュー | 価格 |
---|---|
スコーン | ¥500 |
チーズケーキ | ¥500 |
ガトーショコラ | ¥500 |
紅茶シフォンケーキ | ¥500 |
メニュー | 価格 |
---|---|
コーヒー | ¥500 |
カフェオレ | ¥600 |
紅茶 | ¥500 |
スムージー | ¥600 |
チャイ | ¥500 |
ココア | ¥500 |
メニュー | 価格 |
---|---|
ビール(瓶) | ¥600 |
ビール(缶) | ¥400 |
ハイボール(缶) | ¥400 |
ノンアルコールビール | ¥300 |
グラスワイン | ¥600 |
人気のカフェのため、特に食事時は満席になることも多々ありますが、掬星台に行くなら併せて立ち寄りたいおすすめのカフェです。
掬星台へ行くには、「公共交通機関」「車」「登山」の 3 つのアクセス方法があります。
旅行などで神戸を訪れ、レンタカーなども無い場合は公共交通機関を利用しますが、電車、バス、ケーブルカー、ロープウェーといくつか乗り継ぐ必要があります。
車、登山も含め、別途わかりやすくまとめましたので、詳細は以下を確認してみてくださいね。
掬星台へのアクセス方法について詳しく見る
夜景を楽しみたい場合、ベストな訪問時間は日没時刻より少し前に掬星台へ行くことです。マジックアワーも夜景も楽しめて 2 倍楽しめますよ。
掬星台エリアの日没時刻は以下の時間帯になりますので、当日の日没時刻を調べて訪問時間を計画すると良いです。
月 | 時刻 |
---|---|
1-2月 | 17:00 〜 18:00 |
3-4月 | 18:00 〜 19:00 |
5-7月 | 19:00 〜 19:30 |
8-9月 | 18:00 〜 19:00 |
10-12月 | 17:00 〜 18:00 |
もし訪問時間帯に迷ったり、掬星台にある施設などをもっと知りたかったら、掬星台の絶景を満喫するためのプランを紹介していますので見てみてくださいね。動画などもあります。
掬星台の満喫プランについて詳しく見る
神戸、大阪、明石海峡大橋。そして遠く淡路島まで。摩耶山の中腹から広がるパノラマは、まさに息をのむほどの絶景です。
昼は澄み渡る青空のもと、六甲山系の緑と街並みが織りなす美しいコントラストを。夕暮れ時には、街全体が紫に染まるマジックアワーの幻想的な光景を。そして夜は、1000万ドルと称される神戸の宝石のような夜景を。掬星台は、訪れる時間によって異なる表情を見せてくれます。
温かいドリンクを片手に、カフェの窓際から景色を眺めるのもいいですし、きらきら小径を歩きながら、まるで天の川の中を散歩しているような気分を味わうのも素敵です。展望台からの眺めに心を奪われ、ベンチに腰かけてゆっくりと過ごす時間も格別です。
日本三大夜景のひとつに数えられる掬星台は、名実ともに神戸を代表する観光スポット。神戸に来られた際は、ぜひ掬星台で特別な景色との出会いを楽しんでください。私はこの景色にとても感動しました。きっとあなたの心にも美しく輝く神戸の風景が刻まれると思います。
神戸に来たら、掬星台からの夜景は外せない人気の観光スポットです。是非足を運んでみてください。