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姫路城観光の「ついで」が実は”最高の思い出”に!駅で手軽に味わえる姫路グルメ
世界文化遺産・姫路城。白亜の天守閣を一目見ようと、多くの観光客が姫路駅に降り立ちます。
でも、知る人ぞ知る姫路の楽しみ方があります。それは、駅という「移動の場所」で出会える”ソウルフード”。
「まねきのえきそば」
70年以上もの間、姫路の人々に愛され続けてきた「駅グルメ」です。やさしい和風だしに中華麺を合わせるという独特の味わい。立ち食いでサクッと楽しめる気軽さ。そして何より、姫路駅のあちこちで出会えるその存在感。
実は「まねきのえきそば」との出会いこそ、姫路旅の隠れた醍醐味かもしれません。電車の待ち時間や、観光の合間に。そんな「ついで」の一杯が、思わぬ旅の思い出になるはずです。
さあ、姫路駅で見つける、ちょっと特別な「えきそば」の世界。その魅力に迫ってみましょう。
姫路名物「まねきのえきそば」
「まねきのえきそば」は、兵庫県姫路市にある「まねき食品」が提供する立ち食いそばで、特に JR 姫路駅の駅そばとして知られています。
店名としては「まねき」であり、その名物が「えきそば」ということになります。
「“えきそば”を食べたいのですが、ここから一番近い”まねき”はどこですか?」
こういう使い方ですね。
「まねきのえきそば」の特徴
和風だし × 中華麺
最大の特徴は、中華麺を和風だしのつゆで食べるという独特のスタイル!
関西風の優しいだしに、やや柔らかめのかんすい入りのオリジナル中華麺が絶妙に合います。
「えきそば」というネーミング上、蕎麦というカテゴライズになりますが、見た目は細いうどんのようですし、中華麺を使っているからラーメンとも言えます。
実際に、「えきそば」の他にも「ラーメン」「うどん」「蕎麦」が別メニューとして提供されており。 「えきそば」はまさに、「えきそば」というユニークなカテゴリであることがわかります。
豊富なトッピングとメニュー!ご飯物やラーメンも
トッピングが豊富で、特に定番の天ぷら(えびやかき揚げ)や、きつね(お揚げ)が人気!
他にも、とり天、イカ天、ごぼう、チーズ、キムチ、牛すじ煮などがあります。
また、店舗によって多少異なりますが、ご飯物のメニューもあり、いなり寿司やおむすび、親子丼、カツ丼、チャーシュ丼なども提供されています。
前述の通り、麺類も「えきそば」の他に「ラーメン」「うどん」「蕎麦」が別メニューとして提供されています。
トッピングやセットメニューなど、提供メニューは店舗によって多少違いがありますので、行った先でのお楽しみにするか、事前に調べておくと良いでしょう。
フードメニュー
メニュー | 価格 |
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天ぷらえきそば | ¥480 |
きつねえきそば | ¥480 |
ごぼう磯辺揚げえきそば | ¥530 |
とり天えきそば | ¥610 |
メニュー | 価格 |
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龍野しょうゆラーメン | ¥780 |
豚骨ラーメン | ¥910 |
チャーシューメン | ¥1,080 |
メニュー | 価格 |
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カツ丼 | ¥730 |
親子丼 | ¥630 |
チャーシュー丼 | ¥570 |
ミニカツ丼 | ¥520 |
ミニ親子丼 | ¥420 |
いなり寿司 | ¥200 |
助六寿司 | ¥200 |
巻き寿司 | ¥200 |
おむすび | ¥180 |
メニュー | 価格 |
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えきそばチャーシュー丼セット 天ぷら or きつね | ¥950 |
えきそばミニカツ丼セット 天ぷら or きつね | ¥900 |
えきそばミニ親子丼セット 天ぷら or きつね | ¥800 |
メニュー | 価格 |
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龍野しょうゆラーメンチャーシュー丼セット | ¥1,250 |
龍野しょうゆラーメンミニカツ丼セット | ¥1,200 |
龍野しょうゆラーメンミニ親子丼セット | ¥1,100 |
JR姫路駅に店舗多数!どこでもサクッと食べられる
まねきのえきそばは、主に JR 姫路駅に店舗があります。
在来線のホーム、新幹線のホームやコンコース内、駅舎内のお土産店エリア、駅前と、どこにでも店舗があるため、旅の途中でも気軽に楽しめます。
例えばこちらは、在来線のホームにある店舗
そしてこちらは、駅舎内「ピオレ姫路 おみやげ館」にある店舗です。
姫路に旅行に行く場合、JR姫路駅を利用することが多いと思います。利用する公共交通機関で簡単に姫路名物を楽しめるのは私達旅行者には嬉しいポイントですよね。
なお、まねきは近畿圏にも出店しており、主に大阪や兵庫に店舗があります。
「えきそば」の歴史
第二次世界大戦後間もない 1949年(昭和24年)に、まねき食品が「そば粉が手に入りにくい中で何とか美味しい駅そばを提供できないか?」と考えたのが始まり。
以来、姫路駅の名物グルメとして、地元の人にも観光客にも愛され続けています。
人々の思い出と共に歩み続ける、姫路が誇る”駅グルメ”の名物
姫路城へ向かう観光客、通勤・通学で姫路駅を利用する地元の人々、出張や仕事で姫路に立ち寄るビジネスマン。様々な人の「お腹が空いた」というタイミングに、まねきのえきそばは寄り添い続けています。
1949年の誕生から70年以上。戦後の食糧難を乗り越え、いまや姫路のソウルフードとして愛され続けるまねきのえきそば。その理由は、和風だしと中華麺という独創的な組み合わせだけではありません。
姫路駅のホームで、新幹線コンコースで、お土産売り場で。駅のあちこちに店舗があることで、私たち旅行者は「食べたい」と思ったその瞬間に立ち寄れる。この利便性こそが、70年間愛され続けている最大の理由なのかもしれません。
観光地で「何を食べようか」と迷う時間すら惜しい。そんな旅行者の味方として、まねきのえきそばは今日も姫路の玄関口に立ち続けています。
せっかく姫路へ旅行に来たら。すっきりやさしい姫路のソウルフード「まねきのえきそば」を是非食べてみてください。