【朝7時〜】なんば駅の隠れ家喫茶店エリカ|全席喫煙可能、昭和レトロなモーニングと愛嬌たっぷりスタッフの名物喫茶

【朝7時〜】なんば駅の隠れ家喫茶店エリカ|全席喫煙可能、昭和レトロなモーニングと愛嬌たっぷりスタッフの名物喫茶

なぜ、駅地下の喫茶店に人は集まるのか

大阪の中心地・難波。数多の飲食店が軒を連ねるこの街で、毎日数十万人もの人々が行き交う地下街に、ひっそりと佇む一軒の喫茶店があります。

派手な看板も、おしゃれな外観もない。でも、朝 7 時の開店と同時に、この店には人が集まってきます。煙草を手に、あるいは新聞を手に、カウンター席に腰を下ろす常連たち。スターバックスやタリーズといった、新しい時代のコーヒーショップが並ぶなんば駅で、なぜこの小さな喫茶店に、人は集まってくるのでしょうか。

その答えは、スタッフの温かな笑顔と、昔ながらの喫茶店が醸し出す居心地の良さにありました。

今回ご紹介するのは、なんばウォークにある「コーヒースタンド エリカ」。全席喫煙可能、450円からの充実モーニング、そして何より、居心地の良さを大切にする、昔ながらの喫茶店です。

コーヒースタンド エリカ

エリカは、大阪メトロなんば駅の地下街「なんばウォーク」で営業している喫茶店です。地下鉄御堂筋線なんば駅の改札からすぐの場所にあり、アクセスが非常に便利です。

店舗外観

営業時間
7:00 〜 22:00
定休日
年中無休
喫煙
全席喫煙可能
電話番号
06-6213-2579
公式サイト
https://walk.osaka-chikagai.jp/shops/detail.php?shopId=326
アクセス
大阪メトロなんば駅 21orB9 出入り口入ってすぐ。なんば駅地下からならどこでもアクセス可能
所在地
〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波 4-1-14 なんばウォーク内

なんば駅、なんばウォークでは貴重な全面喫煙可の喫茶店

エリカの店内は全席喫煙が可能となっています。そのため、非喫煙者の方で煙草の煙や匂いが気になる方は入店に慎重になる必要があります。一方で、なんば駅では貴重な喫煙可能な店舗として、愛煙家には重宝されている喫茶店です。昔からの常連も多く、昼夜問わずに愛煙家が朝食や休憩に訪れます。

店内

朝 7 時からオープン、昔ながらのモーニング

エリカは朝 7 時から営業開始です。喫茶店でのモーニングといえばトーストとコーヒーですが、エリカでも王道の朝食が提供されています。

こちらは定番のトーストモーニング。トースト、ゆで卵、コーヒーのセットで 450 円です。

トーストモーニング

パンは厚切りのトーストで、バターがしっかり塗られています。何も飾らない昔ながらのトーストです。喫茶店でいただくと懐かしみを感じますね。

トースト

トースト

モーニングのドリンクは、コーヒまたは紅茶が選べます。

モーニングメニュー
メニュー価格
トースト¥450
ジャムトースト¥470
チーズトースト¥500
ミニサンド¥470
ホットドッグ¥500
ホットケーキ¥600
ワッフル¥600

トースト・ジャムトースト・ミニサンド・ホットドッグにはゆで卵がつきます。

カウンター席スタイル。一人でゆっくりするのに最適

エリカの座席は基本的にはカウンター席です。テーブルもありますが、2 人掛けが 2, 3 テーブルあるくらいで多くはありません。朝食をいただいたり、日中に休憩したりと、一人でゆっくりするのに最適な喫茶店です。

カウンター席

カウンター席

愛嬌たっぷりのスタッフさんが切り盛りする、穴場の喫茶店

なんば駅は広く、なんば駅に展開する地下街「なんばウォーク」もそれなりの広さがあります。なんばウォークといえば、タリーズコーヒーやCAFE英國屋など有名な喫茶店もあり、それに比べれば視界にも入らないような、小さなローカルの一店舗に過ぎないのですが、それでも今回取り上げたいなと思ったのは、スタッフさんが店内の温かい雰囲気を作り出していて素敵だなと感じたからです。

店内

エリカに行くと時間帯関係なくいつも常連さんが出入りしますし、スタッフさんとの何気ない会話などで静かな店内が少し明るい雰囲気になったりと、居心地が良いです。スタッフさんの愛嬌たっぷりの接客も素敵ですし、そこに通う常連さんも、紳士淑女がとても多い。

そういった意味では、駅構内にありながらにして、本当の老舗喫茶店にいるような感覚です。これが街の一角ではなく、大阪メトロなんば駅で味わえるのですから、その存在はとても貴重だと思います。

店内

スターバックスコーヒーが日本で人気なのって、メニューや店舗づくりが素敵なのもありますが、一番の要因はそこで働くスタッフさんだと思っています。スタッフは大学生など若い世代が多いですが、どこの店舗に行ってもはつらつとしていて、それが店内の雰囲気が温かくし、そこにおしゃれなメニューや内装が相まるからこそ、訪問する私たちも居心地が良く、また行きたいと思います。

そしてそれは、喫茶店にも同じようなことが言えると思っています。私は日本国内の様々な喫茶店を訪問しますが、個人が営む老舗喫茶店はどこも、一番の魅力は店主にありました。

つまり、ただサーブするだけではない、訪れる人との距離感が丁度良い接客は、そこで滞在する人の居心地良さを向上させます。ただの駅地下の一角、なんの変哲もない喫茶店。でもそこでは、老舗喫茶店のような雰囲気が展開されていることを、お伝えできたら幸いです。

地下鉄なんば駅の地下街。

エリカはその一角で、今日も訪れる人の心をコーヒーで温めています。

コーヒー

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