
- 天橋立絶景スポットの頂点!『天橋立ビューランド』見どころガイド|駅徒歩5分、天空から股のぞきで飛龍観を体験しよう
- 京都の絶景スポット「天橋立ビューランド」を完全ガイド。駅から徒歩5分、リフト・モノレールで空へ。名物「股のぞき」で飛龍観を体験し、遊園地や展望レストランも満喫。家族連れ必見の天橋立観光の定番スポット!
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日本三景のひとつ「天橋立(あまのはしだて)」は、京都府宮津市に位置する風光明媚な景勝地です。宮津湾と阿蘇海を隔てるように弓なりに延びる約3.6kmの砂州は、まるで空に架かる橋のような美しい姿を見せてくれます。
その雄大な景観は、古くから多くの文人や旅人に愛され、現在もなお国内外の観光客を魅了し続けています。南北の両岸には展望台や歴史ある神社仏閣が点在し、徒歩・自転車・観光船といった多彩な方法で巡ることができるのも天橋立ならではの魅力です。
この記事では、そんな天橋立の定番かつ必見の観光スポットを、文珠側から府中側まで順にご紹介していきます。王道の見どころをしっかり押さえたい方にとって、旅の前にぜひ目を通しておきたい内容になっています。
天橋立の観光というと、天橋立(全長約3.6kmの砂州)自体と、それを挟むように、南北それぞれに観光スポットが集まっている地域が 2 つあり、全部で 3 つのエリアから成っています。
南は文殊エリア。天橋立の南側に位置し、最も賑わいのある観光拠点です。観光船乗り場や「天橋立ビューランド」、学問の神様として知られる「知恩寺」など、文化とアクティビティが楽しめるエリアになっています。天橋立駅もこのエリアにあり、飲食店や土産店も多いことから、天橋立観光の起点として最適です。
北側は府中エリア。天橋立の北側に位置し、伊勢神宮と縁深い「元伊勢 籠神社」、その奥宮である「眞名井神社」、さらには天橋立を北側から望む展望台「傘松公園」など、歴史と神秘に包まれたエリアです。
他にも、天橋立のある京都府宮津市の観光でいえば、市街地である宮津駅周辺や、天橋立雪舟観展望休憩所のある天橋立の東側エリア、一字観公園のある天橋立の西側エリアもあります。しかしこれらは天橋立から少し離れているため、今回は、天橋立に隣接する、南北の人気エリア、「文殊エリア」と「府中エリア」に絞り、その分「アクセスしやすく」且つ「絶対に外せない」おすすめの人気スポットをご紹介します。
天橋立の代名詞ともなっている景観を臨めることで人気なのが、「天橋立ビューランド」。文珠山の山上にあるこの展望施設からは、南側から見下ろす“飛龍観”の絶景が楽しめます。その名の通り、まるで龍が天に昇るかのような姿に見える天橋立は、ここでしか見られない特別な眺めです。
園内へはモノレールまたはリフトでアクセスでき、どちらも5分程度の乗車で山頂へ。リフトは開放感があり、風を感じながら登るのが魅力です。
山頂の展望台だけでなく、園内には観覧車やゴーカート、ミニSLなどの遊具もあり、小さな子ども連れのファミリーやカップルにも人気。レストランやカフェもあるため、軽食や休憩にも便利です。
圧巻のパノラマを目にすれば、思わずシャッターを切らずにはいられません。最初の一歩から心が動き出す、天橋立を象徴する絶景スポットです。
天橋立ビューランドについて詳しく見る
天橋立駅からほど近く、文珠エリアの中心に佇むのが「知恩寺」です。“智恵の文殊”として知られ、学業成就や受験合格を願う人々の信仰を集めてきた由緒ある寺院で、日本三文殊のひとつにも数えられています。
特に、入口にある巨大な山門は圧巻。他にも、境内には境内には、重厚な雰囲気をたたえる御影堂や釈迦堂、阿弥陀堂などがあり、荘厳な空気が漂います。
参道沿いには名物の「知恵餅」を扱う茶店も並び、参拝後にひと息つける癒しのひとときも。歴史にふれ、願いを込め、甘味を楽しむ——そんな体験がひとつの流れとして楽しめるのも、知恩寺ならではの魅力です。
名称 | 智恩寺(ちおんじ) |
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営業時間 | 8:00 ~ 17:00 |
所在地 | 〒626-0001 京都府宮津市文珠466 |
公式サイト | https://www.monjudo-chionji.jp/ |
インスタグラム | @monjudou_chionji |
文珠地区と天橋立の砂州を結ぶ場所に架かる「廻旋橋(かいせんきょう)」は、その名の通り、回転することで船を通す珍しい橋です。観光船が近づくと橋の中央部分がゆっくりと90度回転して水路を開ける構造になっており、時間が合えば橋が回る瞬間を間近で見ることができます。運良く出会えたらちょっとしたサプライズ体験です。
所在地 | 〒626-0001 京都府宮津市文珠47 |
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天橋立観光でぜひ活用したいのが、天橋立観光船です。この観光船は、府中、文珠、そして宮津エリアをつないでおり、天橋立観光を快適にしてくれる非常に便利な移動手段です。
徒歩やレンタサイクルではやや距離を感じる往復ルートも、海からの船旅を取り入れることで、無理なく観光を楽しむことができます。
宮津駅から文殊エリアへ向かうための交通手段として使ったり、文殊側からレンタサイクルで府中側まで天橋立を縦断し、自転車は府中側で返却、文殊エリアへはこの観光船で戻って来るというルートもおすすめです。風を感じながらのんびり進む船旅は、歩き疲れた体にもやさしい癒し時間です。
船上では、カモメやウミネコがすぐ近くまで飛んできて餌をねだる様子も楽しめるほか、湾内の穏やかな水面に映る天橋立の姿も見どころのひとつ。景色と移動を一度に楽しめる観光船は、天橋立観光をより快適に、豊かなものにしてくれますよ。
名称・運行会社 | 天橋立観光船(丹後海陸交通株式会社) |
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営業時間 | 9:00 〜 18:00 |
所在地 | 天橋立桟橋・一の宮桟橋・宮津桟橋の 3 箇所に乗り場があります。 |
公式サイト | https://www.amano-hashidate.com/sightseeingboat/ |
インスタグラム | @amanohashidatesightseeingboat |
天橋立の代名詞ともいえる松並木の砂州は、南北約 3.6km にわたって弓なりに延びる絶景のルート。阿蘇海と宮津湾に挟まれた一本道には約8,000 本の松が立ち並び、静かな海風を感じながら歩いたり、レンタサイクルで爽快に走ったりと、思い思いのスタイルで楽しめます。
こここそがまさに天橋立、龍の背のその中へ。海と空に囲まれ、松並木に包まれたこの絶景ルートは、天橋立の美しさを全身で味わえるクライマックスです。苔むした巨木が横たわるように伸びていたりと、神秘の光景も目の当たりにできます。
道中には、名水百選にも選ばれている「磯清水(四方を海に囲まれているにも関わらず真水が湧き出ているスポット)」や、神秘的な空気を漂わせる「天橋立神社(天橋立明神)」といった見どころも点在。自然と信仰が静かに調和した空間を、五感でじっくり味わえるのが魅力です。
全行程を歩くのももちろん良いですし、観光船のところでご紹介したように、片道は自転車を使って、帰りは観光船で戻るのもおすすめです。景色を楽しみながら、無理なく自分のペースで旅を楽しむことができますよ。
もし徒歩で渡る場合は、観光日程も十分に確保しておきましょう。例えば成人男性の平均歩行速度は時速 5km ほどと言われており、3.6km の徒歩移動には約 43 分かかる計算になります。
名称 | 天橋立 |
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営業時間 | 24時間 |
所在地 | 〒626-0001 京都府宮津市文珠 |
公式サイト | https://www.amanohashidate.jp/ |
インスタグラム | @amanohashidate.tourism(天橋立観光協会) |
府中エリアに鎮座するのが「元伊勢 籠神社(もといせ このじんじゃ)」です。天照大神(あまてらすおおみかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)が、伊勢神宮に移る前にここに祀られていたと伝えられ、「元伊勢」と呼ばれる神社のひとつとして知られています。
本殿や拝殿は、伊勢神宮の外宮・内宮に準じた厳かな造りで、境内には鎌倉時代に造られた魔除狛犬や、古代祭祀の名残を感じさせる社宝も残されています。その荘厳なたたずまいと静寂な空気は、訪れる人の心を自然と引き締め、どこか神聖な力を感じさせる場所です。
天橋立を巡る旅の中で、自然の美しさとはまた異なる“日本史の始まり” を体験できるのが、この元伊勢 籠神社です。
名称 | 元伊勢 籠神社(もといせ このじんじゃ) |
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開門時間 | [2月 〜 11月] 7:30 〜 17:00 [12月 〜 1月] 7:30 〜 16:30 |
所在地 | 〒629-2242 京都府宮津市大垣430 |
公式サイト | https://www.motoise.jp/ |
籠神社から北へ少し歩いた先にある「眞名井神社(まないじんじゃ)」は、その奥宮(神社の本殿の背後や深奥に位置し、より神聖とされる場所)にあたります。さらに神聖な空気が漂うパワースポットであり、古代信仰の色濃く残る神域です。
撮影が禁止されているエリアもあり、その静けさと自然の神秘を感じられる空間は、訪れる人に深い静寂と敬意を促します。
観光の延長ではなく、心を鎮めて向き合うような特別な時間を過ごせる場所。訪れる際は、敬意を持って静かに参拝しましょう。
名称 | 眞名井神社(まないじんじゃ) |
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開門時間 | [2月 〜 11月] 7:30 〜 17:00 [12月 〜 1月] 7:30 〜 16:30 |
所在地 | 〒629-2232 京都府宮津市中野905 |
公式サイト | https://www.motoise.jp/about/okunomiya/ |
府中エリアの山腹にある展望台「傘松公園」は、天橋立を北側から一望できる絶景スポットです。ここから見下ろす天橋立は、まるで龍が天へと昇るように見えることから「昇龍観(しょうりゅうかん)」と呼ばれ、南側のビューランドとは異なる雄大な景観が楽しめます。
展望台へはケーブルカーまたはリフトでアクセス可能。どちらも約 4 分で山上に到着し、道中の景色も旅の楽しみのひとつです。
AmaTerrace(アマテラス)- 出典元: アマテラス | 天橋立へ行こう!(丹後海陸交通)
傘松公園でも、ビューランドと同様に「股のぞき」や「かわらけ投げ」ができる他、AmaTerrace(アマテラス)には、レストラン、カフェ、土産物店などもあり、絶景を楽しむ以外でも充実した時間を過ごせます。
南側とは異なる角度から見ることで、天橋立の新たな表情と魅力に出会えるのが傘松公園の醍醐味です。
名称 | 傘松公園(かさまつこうえん) |
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営業時間 | 9:00 ~ 17:00 |
所在地 | 〒629-2242 京都府宮津市大垣75 |
公式サイト | https://www.amano-hashidate.com/kasamatsu_park/ |
インスタグラム | @amanohashidate_kasamatsu_park |
本記事で紹介した観光スポットの位置関係は以下のようになっています。絶景、自然、歴史と幅広く楽しめる上、交通手段にも徒歩、レンタサイクル、観光船とバリエーションがあり、観光しやすいのが天橋立です。
天橋立を訪れると、なぜこの場所が日本三景の一つに数えられ、多くの人々を魅了し続けてきたのか、自ずと理解できます。
南の文殊エリアから北の府中エリアまで、3.6km に渡って弓なりに続く松並木の砂州は、どの角度から眺めても圧倒的な存在感を放ちます。天橋立ビューランドからの「飛龍観」、傘松公園からの「昇龍観」。この風景は日本の原風景そのものであり、私たちの心に深く刻まれる美しさを持っています。
さらには、知恩寺の荘厳な佇まいや、元伊勢籠神社や眞名井神社に残る古代からの信仰の痕跡。これらは日本の歴史と文化の奥深さを感じさせてくれます。まるで時間をさかのぼるように、古の人々の暮らしや祈りに触れることができます。
天橋立が何世紀にもわたって人々を惹きつけてきた理由、それは、まさにこの凝縮された「絶景×歴史×神秘」という他に類を見ない組み合わせにあります。
海と空、松と砂、信仰と歴史。これらの多彩な要素が織りなす風景が、天橋立の豊かな表情を作り出しています。そんな天橋立に、ぜひ足を運んでみてください。