- 大阪たこ焼きの新境地!「玉屋」フランス料理出身のオーナーが創るミシュランガイド連続掲載の絶品たこ焼き
- 芳醇なオマール海老の風味を纏った玉屋のたこ焼きは、数ある大阪のたこ焼きのどれとも違う、唯一無二の味わい。たこ焼きの域を超え進化した創作料理。
十三のカウンター席で味わう”たこ焼き革命”
「たこ焼きなのに、タコが入っていない」
そう聞くと、一瞬戸惑うかもしれません。でも、この不思議なたこ焼きこそ、今大阪で密かな注目を集めている”奇跡の逸品”。
平日の 11 時半、阪急十三駅から歩くこと 5 分。カウンター席たった 5 席の小さなお店。ミシュランガイドにも掲載された名店「大阪イギー」。この店で、たこ焼きの新たな可能性が切り開かれています。
たこ焼きと言えば、大阪の伝統的なソウルフード。観光客の必食メニューとしても知られていますよね。でも、この店では伝統を大切にしながらも、あえてタコを使わない「すじ焼き」という独創的なメニューを生み出しました。
A4、A5ランクの国産黒毛和牛のすじ肉を贅沢に使い、特製の出汁で仕上げた生地と合わせることで、たこ焼きは想像を超える味わいへと昇華します。さらに驚くべきは、この革新的な一品に合わせてソムリエが厳選したワインまで用意されているということ。
たこ焼き文化の新たな地平を切り開く、大阪イギーの魅力に迫っていきましょう。
大阪イギー
大阪イギーは、大阪市淀川区十三東にあるたこ焼き専門店です。素材にこだわり、手間暇かけて作られる唯一無二のたこ焼きが人気で、ミシュランガイド京都・大阪 2018 に掲載された実績を持ちます。たこ焼きの中に、タコの代わりに牛すじを入れた「すじ焼き」が食べられることでも有名です。
- 営業時間
- 11:30 ~ 20:00 (生地がなくなり次第終了)
- 定休日
- 土曜・日曜・祝日
- 電話番号
- 090-1714-2120
- 公式サイト
- https://kd6z700.gorp.jp/
- 駐車場
- 近隣にコインパーキング有り
- アクセス
- 阪急宝塚線 / 京都線十三駅より徒歩 5 分
- 所在地
- 〒532-0023 大阪府大阪市淀川区十三東 2-3-10
神がかる出汁の旨さ!すじ焼きがおすすめ!
大阪イギーに来たら是非食べて見てほしいのが「すじ焼き」です。すじ焼きは、タコの代わりに牛すじが入ったたこ焼きです。牛すじの出汁が生地とマッチして非常に美味しい一皿です。
牛すじのエキスでたこ焼き全体の甘みが増します。噛めば噛むほどに生地と牛すじの旨味が口いっぱいに広がって、幸せな気持ちにさせてくれます。そんな牛すじですが、お肉自体は意外にも主張せず、余計なことは一切しません。ただただその旨味を以て生地の風味との共演がマリアージュ。どこまでも甘みを感じられて、無心でいくらでも食べてしまいそうです。
イギーのたこ焼きは、外はふわっとしていて、中はモチモチです。外は焼きの香ばしさが感じられ、生地はお出汁が効いてて何もつけなくても十分に美味しいです。
ちなみに店主オススメの食べ方はマヨネーズ。マヨネーズがたこ焼きの甘味を一層引き立てるので、アクセントにも良いです。
イギーのたこ焼きは、店主の故郷である熊本県天草産のタコや、国産黒毛和牛 A4, A5 ランクの牛すじ肉を使用し、ウルメやサバから取った出汁と牛すじのスープをブレンドした生地が特徴です。
たこ焼きも美味しいですが、この牛すじとの抜群の相性を引き出したすじ焼きはまさに秀逸。是非食べてみてほしい逸品です。
メニューは 2 種類!たこ焼きか、すじ焼きか
イギーのメニューはシンプルです。「たこ焼き」か、「すじ焼き」か、のみ。基本は 8 個入と 12 個入で、たこ焼きとすじ焼きを半々にすることもできます。
座席数が少ない関係で、1 人 8 個以上のオーダーがマストです。また、人気店のため、生地がなくなり次第の営業終了となります。
商品名 | 価格 |
---|---|
たこ焼き 8個 | ¥540 |
たこ焼き 12個 | ¥810 |
すじ焼き 8個 | ¥500 |
すじ焼き 12個 | ¥750 |
半々 8個(たこ焼き4個, すじ焼き4個) | ¥540 |
半々 12個(たこ焼き6個, すじ焼き6個) | ¥780 |
ドリンクメニューにはソムリエセレクトのワインも!
イギーのドリンクメニューは、ソフトドリンクとお酒ともに提供されていますが、ソムリエが選んだたこ焼きに合うワインが提供されていることが特徴です。
ドリンクメニュー
商品名 | 価格 |
---|---|
ビール 中瓶 | ¥650 |
ビール 小瓶 | ¥450 |
ハイボール 富士 | ¥700 |
ハイボール 白州 | ¥1,000 |
焼酎 | ¥450 |
プレミアム焼酎 | ¥650 |
コカ・コーラ | ¥250 |
ジンジャエール | ¥250 |
オレンジジュース | ¥250 |
烏龍茶 | ¥250 |
商品名 | グラス | ボトル |
---|---|---|
ラプラヤ シャルドネ レゼルバ(白) | ¥750 | ¥4,500 |
ラプラヤ メルロー レゼルバ(赤) | ¥750 | ¥4,500 |
コノスル ゲヴェルツトラミネール(白) | ¥550 | ¥3,300 |
ヒューゲル ゲヴェルツトラミネール(白) | - | ¥4,500 (ハーフボトル) |
座席はカウンター 5 席のみ!居心地良し!早めの来店がおすすめ
イギーはカウンター席のみ 5 席がイートインスペースとして提供されています。さらには、生地がなくなり次第営業終了となってしまうため、なるべく早い時間帯での来店が安心です。
店内にはアートが飾られてあったり、フィギュアが置いてあったりと、個性的な空間になっています。店主の好きが詰まった空間なんだなと感じます。
いいですよね、こういうのって。たこ焼き店に限らず、店主の好きが詰まったお店作りをしている飲食店は、どこも美味しい。自由な発想だったり、楽しんで仕事をしていたり、そういうポジティブな傾向があるのだと考えます。実際に大阪イギーのご主人も、よく話してくださる気さくな方です。私も、美味しいたこ焼きをいただきながら、大阪のたこ焼き談義に花を咲かせました。トータルで、とても楽しい時間を過ごせました。
牛すじが織りなす至福の一口。十三で見つけた新たなたこ焼きの形
大阪イギーが作り出す「すじ焼き」は、たこ焼きの既成概念を覆す革新的な一品です。贅沢な国産黒毛和牛のすじ肉から染み出る旨味と、丹念に作られた出汁が効いた生地が織りなすハーモニーは、まさに至福のひと時。
外はふわっと、けれども香ばしく。中はモチモチとした食感。その中から溢れ出す肉の旨味と出汁の甘みが、思わず目を閉じたくなるような幸福感を運んできます。マヨネーズを添えれば、その味わいはさらに豊かな広がりを見せます。
職人技が光る伝統的なたこ焼きも絶品ですが、このすじ焼きこそが、大阪の食文化に新たな歴史を刻む一品と言えるでしょう。熊本県天草産の厳選されたタコを使用したたこ焼きと、A4、A5ランクの牛すじを贅沢に使用したすじ焼き。どちらも極上の素材と確かな技術が生み出した、まさに必食の逸品です。
十三は大阪の下町です。観光という点ではそれほどメジャーではありません。しかしそれでもここに赴く価値は十分にあります。生地がなくなり次第終了となってしまうため、早めの来店をおすすめします。ソムリエ厳選のワインと共に、大阪イギーでしか味わえない唯一無二の味を堪能してください。
食べたらわかる。牛すじの肉汁が明らかに生地の風味と化学変化を起こし、どこまでも広がる旨味と甘みのハーモニー。これは本当に、魔法です。