- 長崎市の主要観光スポットとご当地グルメを完全網羅!1泊2日充実観光プラン〜世界遺産・日本三大中華街・日本三大夜景・日本三名橋〜
- 長崎市の1泊2日観光プランをご紹介!世界遺産の軍艦島や大浦天主堂、日本三大中華街、日本三大夜景、日本三名橋の眼鏡橋など、長崎の主要観光スポットを完全網羅。名物グルメのちゃんぽんや皿うどん、トルコライスも堪能。異国情緒あふれる長崎旅行をお楽しみください!
軍艦島観光で知っておくべき5つの注意点
軍艦島、正式名称「端島」は、長崎県端島にある無人島で、かつては炭鉱で栄え、多くの労働者が働いていました。その独特な景観から世界文化遺産にも登録され、近年は観光地としても人気を集めています。しかし、軍艦島観光には いくつかの注意点があります。
軍艦島観光は、天候や安全基準に大きく左右されるため、計画通りに進まないこともあります。また、島内は歴史的な建造物が多く、保存状態を保つためのルールが厳しく設けられています。これらの注意点を理解し、適切な準備をすることで、思い出に残る軍艦島観光を楽しむことができます。
この記事では、軍艦島観光を計画されている方のために、上陸時の制限や持ち物、服装などの重要なポイントを 5 つご紹介します。事前に知っておくことで、スムーズに軍艦島観光を楽しむことができるでしょう。軍艦島の歴史に思いを馳せながら、安全で充実した観光をお楽しみください。
1. 軍艦島上陸は天候次第 - 上陸できない日が多いって本当?
軍艦島への上陸は、天候と安全基準を満たさないと上陸できない決まりになっています。(長崎市条例「端島(軍艦島)ドルフィン桟橋」利用運航基準)
その条件は以下です。
- 風速が 5m を超える時
- 波高が 0.5m を超える時
- 視程が 500m 以下の時
- 見学者が安全に下船できないと船長が判断する時
統計によると、天候基準をクリアする日数は年間約 100 日と想定されています。つまり、1 年間で約 30% の確率でしか上陸できないことになります。
出航はできても、現地の天候状況次第では上陸できない場合もあるため、事前の天気予報チェックが欠かせません。もし軍艦島まで行ったけど上陸できない場合は、以下のような流れになります。
- 軍艦島のまわりを周遊してから帰港する
- 端島見学施設使用料(310円とかの料金のやつ)は返金される
- 乗船料は返金されない
明らかな悪天候を除けば、「実際に端島まで行ってみるまで上陸できるかわからない」という中で軍艦島上陸ツアークルーズは実施されています。
だからこそ上陸できた時は非常に嬉しいわけですが、私たちは前提として、目前まで行って上陸できないこともあるということを認識しておく必要があります。
2. 軍艦島上陸時の服装は動きやすさ重視 - NG な靴にも注意
安全面の観点から、以下を履いている人は軍艦島に上陸できません。
- ハイヒール
- ピンヒール
- ビーチサンダル
- 草履
ハイヒールやピンヒールは、桟橋の床面が鉄格子になっているため、ヒールが挟まってしまうので禁止となっています。サンダルや草履は、滑りやすいこと。そして、かかとが露出しているため、現地の貝や岩などで足を切るリスクが高いため禁止となっています。
軍艦島上陸時は、歩きやすく、かかとがしっかりと保護された靴を選びましょう。スニーカーやトレッキングシューズがおすすめです。各ツアー会社の禁止事項にも履物について記載がありますので、事前によく確認しておきましょう。
3. 軍艦島は日陰が少ない - 夏場の熱中症対策は必須
夏に限らず、晴れた日の軍艦島観光は非常に暑くなります。島内には日差しを遮るものがほとんどなく、日陰もほぼありません。
以下の写真をご覧ください。この通り、日陰は一切ありません。
- 日焼け止め
- 帽子
- 水分補給
- 身体を冷やせるもの
これらを必ず準備しましょう。軍艦島には売店がありませんので、必ず乗船前に準備を整えてください。
4. 強風時は傘の使用禁止 - レインコートの用意を
軍艦島は、周りを海に囲まれた島であるため、強風が吹くことが多いです。そのため、島内では傘の使用が禁止されています。
雨天の場合、ツアー会社によってはレインコートを販売している場合があります。価格は200円程度ですが、天候が怪しい場合は事前に用意しておくと安心です。
5. 必要書類は事前準備がスムーズ - 誓約書などの提出が必要
軍艦島上陸ツアーに参加する際は、受付時に以下の書類の提出が必要です。これは、どのツアー会社でも共通の必須事項です。
- 誓約書
- 規則とルールを守ること、天候などにより上陸できないことがあることに同意する書類
- 保護責任者宣誓書
- 子供連れで乗船する場合のみ必要。保護者として子供の行動管理責任を誓う書類
これらの書類は、現地の受付で記入することもできますが、事前に準備しておくとスムーズです。ツアー会社の公式サイトから書類をダウンロードし、プリントアウトして必要事項を記入しておきましょう。
ツアー会社各社の書類ダウンロードページ
- 当日持参いただきたいもの - 軍艦島コンシェルジュ
- 軍艦島上陸周遊クルーズ : 一般客用 提出書類 - やまさ海運
- 各種資料のダウンロード - シーマン商会
- 各種書面ダウンロード - 軍艦島上陸クルーズ
軍艦島観光で歴史に思いを馳せる旅を
軍艦島は、その独特の景観と歴史的背景から、多くの観光客を魅了する人気スポットです。炭鉱で栄えた島の遺構は、当時の労働者の過酷な生活を物語っており、訪れる者に深い感慨を与えてくれます。
しかし、軍艦島観光を楽しむためには、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。上陸には天候などの制限があり、服装や持ち物にも配慮が求められます。
事前に上陸条件や必要な準備を確認し、天候に左右されない柔軟な旅程を立てることが大切です。また、島内は起伏に富んでいるため、歩きやすい服装と靴を選ぶことをおすすめします。
軍艦島の歴史に思いを馳せながら、安全で思い出に残る観光を楽しんでください。島の静寂の中で、かつてここで働いた人々の息吹を感じることができるはずです。
軍艦島観光は、歴史とロマンを感じる特別な体験です。注意点を守り、島の魅力を存分に味わってください。