- Belmont の軽量焚き火台「TABI」を徹底レビュー
- 本体重量 298g と超軽量でありながら、ほとんどの薪を切断せずに焚べられる大きさを確保している。Belmont の軽量焚き火台「TABI」を徹底レビューします。
ベルモントの焚き火台 TABI を実際に使ったのでレビューします。良かった点・気をつける点をまとめました。
良い点
実際に使ってみて感じた、この焚き火台の良い点は以下です。
薪を裁断する必要がない
日本のキャンプ場で販売されている薪の多くは、長さが 35 ~ 40cm です。
それに対して TABI の底板は 36cm あるため、薪を切断しなくてもそのまま焚き火台に投入でき、使い勝手が良いです。
焚き火台にコンパクトさを求めすぎると薪を切断しないといけなくなるため、絶妙に使いやすいサイズだといえます。
燃焼効率が良い
TABI はコンパクトな焚き火台ですが、とても良く薪が燃えます。針葉樹だと大きめの薪でも早めに燃え尽きます。
他社製品と比較して秀でているわけではありませんが、焚き火台として遜色ない燃焼効率を実感したことはお伝えしておきます。
側板を脱着することで空気の通り道を調整できるのも便利だと感じました。
温かさを実感
気象条件にも左右されますが、気温 1 ℃ で微風の環境下では問題なく暖を取ることができました。
温度計では焚き火台の前で約 6 ℃ を計測し、体感としても温かさを実感できました。
リフレクターを使用することで、更に温かさを増すことができるでしょう。
気をつける点
以下は、使っていて気をつけたい点です。
空気の通り道を確保する
焚火台で焚き火をする時は、薪と薪の間にきちんと空気の通り道を作ってあげないと燃焼効率が悪くなります。
TABI はコンパクトな分、配置を考えずに薪を投入すると空気の流れが極端に悪くなり、燃焼効率が落ちました。
空気の通り道を塞がないように薪を配置する事を心がける必要があります。
調理は熾火を利用する
TABI は底板と網までの距離が近いため、大きな薪を置いてしまうと焼き網が置けなくなってしまいます。
無理やり焼き網を設置することもできますが、焼き網と炎の位置が近すぎるため、この状態ではあまり調理に適していません。
基本的に、調理は熾火を使って行うのが良いです。
焚き火をしながら料理を行う方法
熾火だと料理はできますが焚き火自体を楽しめません。
焚き火もしつつ料理もしたいならば、100 円ショップ「ダイソー」の焼き網を利用するのがオススメです。
焼き網と炎との距離を稼げるため、焚き火をしながら料理もできるようになります。
薪と焼き網までの距離です。
この焼き網の作成方法は別の記事で紹介しています。 ベルモントの焚火台 TABI とダイソーのスタンド焼き網をシンデレラフィットさせる方法
軽量で使い勝手の良い焚火台
ベルモントの焚き火台「TABI」を実際に使ってみて、軽量コンパクトで燃焼効率も良く、暖も取れて料理もできる。ソロキャンプにはとても良いと感じました。
特に 423g という軽さは TABI の強みだと思います。
考え抜かれたデザインや機能性、そして携帯性。日本のブランドならではの細かい仕事が光る焚き火台です。
あなたも是非手にとってみてください。