- Belmont の軽量焚き火台「TABI」を徹底レビュー
- 本体重量 298g と超軽量でありながら、ほとんどの薪を切断せずに焚べられる大きさを確保している。Belmont の軽量焚き火台「TABI」を徹底レビューします。
ベルモントの焚火台 TABI をカスタマイズして、焚き火をしながら調理ができるようにします。
純正の網は炎との距離がとても近い
TABI は底板から純正の網までの距離が近いです。
底から網までの距離を計測すると、約 9.5 cm です。
熾火で調理するには丁度よい距離ですが、薪を焚べ、炎が上がっている最中では炎との距離が近すぎて火力が強く、網上の食材が焦げてしまいます。
これを改善するために、ダイソーのスタンド付焼き網を利用します。
この焼き網を焚き火台に合うように調整し取り付けます。そして焚き火台と網の距離が現在よりも長く取れるようにする方法を紹介します。
1. スタンド取り付け位置を変更する
まずは、網とスタンドが取り付けられている位置を変更します。
スタンドが網の端から2マス目に取り付けられているので、これを両方 3 マス目に移動させます。
スタンドの取り付け部分はペンチで開くことができるので簡単に外せます。
2. 足の設置部分を外側に開く
次に、スタンドの設置部分を外側に開きます。スタンドの設置部分を、網のマスの中心と同じ位置から、網と並行に外側に曲げていくイメージです。
網の中心と折り曲げた山がぴったり合うようにするのがポイント。
この時に、スタンドを折り曲げた方向と網が並行になるように曲げましょう。折り曲げ方向と網が並行であれば、焚き火台に設置した時に安定します。
3. 焚き火台にセットする
網を焚き火台にセットします。
網とスタンドの取り付け位置を変更したことで、網のスタンド自体が外に戻ろうとする力で焚火台にジャストフィットします。
さらに、外側に折った網のスタンドがストッパーの役割を果たすため、これで網が外れることなく安定します。
真横から見てみると、純正の網よりも底板から網までの距離が取れていることがわかります。
底から焼き網までの距離を測ると約 14.5 cm。純正の網よりも 5 cm 高くなりました。
純正の網と併用することも可能です。
今回カスタマイズした網の安定性は動画で確認してください。
実際に焚き火を行い検証
カスタマイズした焚き火台を使って焚き火をしました。写真から薪や炎との距離感を見てみてください。
焚き火をしていても、炎が安定している状態ならば網の高さも丁度よい具合です。
工夫することがキャンプの醍醐味
キャンプは不便を楽しむアクティビティとも言えます。
持っている装備の中でいかに工夫し、キャンプ場での滞在を快適にするか。
ベルモントの焚き火台「TABI」を使って焚き火をしながら調理をしたい場合は是非試してみてください。(他社製の網のため、試す際は自己責任でお願いします)