
- 広島平和記念公園完全ガイド|意味が分かると感動が深まる15の見どころと効率的なまわり方
- 広島平和記念公園の見どころを徹底解説。原爆ドーム、平和記念資料館など15のスポットを、エリア別の効率的な回り方と写真付きで紹介。基本情報も完備。
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広島から岡山へ。今回は、朝に広島市内を散策したあと、新幹線で倉敷へ移動し、歴史的な美観地区を散策、そして岡山駅周辺で地元の美味を味わうという、移動も楽しみの一つになる一日旅です。
広島では、平和記念公園や原爆ドーム、広島城を巡りながら、過去と向き合い、未来への思いを馳せる時間を。午後からは倉敷美観地区で風情ある町並みを散策し、旅の締めくくりには岡山の名店で絶品の和食を堪能する観光コースをご紹介します。
本記事でご紹介する旅程は以下のとおりです。
1 日で 3 都市を訪れながら、見どころもグルメもぎゅっと詰まった充実の観光コース。さあ、心に残る旅のはじまりです。
🕛 8:00
広島市内の観光、一ヶ所目は平和記念公園です。原爆死没者の慰霊と世界恒久平和を祈念して開設された公園。毎年 8 月 6 日には、ここで平和記念式典が開催され、各国の要人も訪れます。
平和記念公園は広く、敷地内には平和の灯、被爆樹木アオギリ、原爆の子の像をはじめとして、沢山の慰霊碑・記念碑やモニュメントが設置されています。
ぜひ各スポットから平和のメッセージを受け取り、静かに巡ってみてください。
平和記念公園について詳しく見る
🕛 9:00
平和記念公園の敷地内にある、広島平和記念資料館を見学します。
広島平和記念資料館は、原子爆弾による被害の実相を世界中の人々に伝え、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に寄与することを目的に、1955年に開館しました。館内では、被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を収集・展示するとともに、広島の被爆前後の歩みや核時代の状況などについて紹介しています。
広島平和記念資料館について詳しく見る
🕛 10:00
平和記念公園から元安橋を渡ると、すぐに原爆ドームがあります。
原爆ドーム(広島平和記念碑)は、1945年8月6日に広島に投下された原子爆弾によって被爆した建物の遺構であり、核兵器の恐ろしさと平和の重要性を世界に伝える象徴的な存在です。1996年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
原爆ドームについて詳しく見る
🕛 10:30
平和記念公園から徒歩 12 分。広島城へやってきました。
広島城(別名:鯉城)は、1589年に毛利輝元によって築かれた平城で、広島の歴史と文化を今に伝える重要な史跡です。現在の天守閣は1958年に再建され、内部は歴史博物館として一般公開されています。
広島城について詳しく見る
🕛 11:50
広島駅から岡山駅を経由して倉敷駅へ向かいます。
広島城から広島駅までは、徒歩だと 20 分弱、1.8 km あるのでバスで駅まで移動するのがおすすめです。
新幹線に乗り込み、まずは岡山駅へ向かいます。料金は、自由席で 5,610円です。
🕛 12:37
岡山駅へ到着後、伯備線(はくびせん)に乗り換えて倉敷駅を目指します。伯備線は岡山と鳥取を結ぶ山陽・山陰連絡路線。特急やくもや黄色い普通列車が走る自然豊かな路線です。
のどかな田園風景が続きます。
🕛 13:00
倉敷駅に到着しました。
🕛 13:10
倉敷駅から歩いて 10 分くらいで倉敷美観地区に到着しました。
倉敷美観地区は、江戸情緒溢れる町並みが残っている地区。
街並みも素敵ですが、グルメも沢山ありますので、散策しながら美味しく風景を楽しみます。
倉敷美観地区について詳しく見る
🕛 15:30
倉敷美観地区を楽しみ、倉敷駅へ戻ってきました。
倉敷駅周辺の様子です。
今日の宿泊地は岡山市内にあるため、岡山駅へ戻ります。
🕛 16:20
岡山駅に到着しました。
新幹線が停まる駅だけあって、岡山駅は大きいです。
そして、岡山県といえば「桃太郎」です。
岡山駅にも、桃太郎像があります。
郵便ポストの上にも桃太郎がいました。
🕛 17:00
無事にこの日の宿にチェックインです。
休憩して、夜ごはんに行きましょう。
岡山駅付近で美味しい和食をいただきたいなら、おすすめの割烹が 2 店舗ありますのでご紹介しますね。
路地裏にひっそりと門を開ける隠れ家的割烹「ほたる火」です。カジュアルな雰囲気の中で料理をしっかり楽しめます。
店内は落ち着いた雰囲気です。
高野豆腐を雲丹とわさびでいただきます。細やかな手仕事、見た目も味も楽しめます。
続いてオーダーしたのが、この店の名物「鰆(さわら)の塩タタキ」
続いてオーダーしたのは「天ぷらの盛り合わせ」1 人前でもボリューミーで大満足です。
岡山市内でお店選びに迷ったらぜひ来てみてください。店長さんのお人柄もとても素敵です。
名称 | ほたる火 |
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営業時間 | 17:00 〜 23:30 |
定休日 | 月曜日 |
所在地 | 岡山県岡山市北区本町 4-3 あらたビル 1-2F |
公式サイト | https://localplace.jp/t100739342/ |
インスタグラム | @urarozi_hotarubi |
続いてやってきたのは、咲咲(さくさく)。こちらも割烹です。さきほどのほたる火よりはかしこまった雰囲気のお店です。カジュアルというよりはトラディッショナル寄り。
本日のお造り 五種盛合わせ 1,265円(左)と、お通し(右)。見た目も楽しめる、美しい和食です。
お魚は新鮮でとっても美味しい。岡山の地酒が進みました。
そして、締めは鯛茶漬けをいただきます。
鯛の旨味と出汁の風味がマッチして非常に美味しかったです。
名称 | 旬菜鮮酒 咲咲(さくさく) |
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営業時間 | 17:00 〜 24:00 |
定休日 | 不定休 |
所在地 | 岡山県岡山市北区錦町 3-2 YAビル 1F |
メニューなど | 食べログ |
インスタグラム | @syunnsaisensyusakusaku |
今回ご紹介したコースは、平和を願う広島の記念施設、江戸の風情を今に伝える倉敷、そして岡山の美食。この一日で巡る場所は、どれも異なる魅力に溢れています。
旅のスタートとなった広島では、戦争の記憶と平和への祈りに静かに向き合い、倉敷では美しい街並みに癒されながら、歩く楽しさを再発見。そして、夜には岡山の割烹で季節の味に舌鼓。心も体も満たされる旅程となっています。
それぞれの街が持つ空気感と、そこに根ざした文化や味わいが、旅の印象を豊かにしてくれます。広島市も倉敷市も、それぞれ半日程度でもこんなにも深く感じられる旅ができるんです。
移動がスムーズなこのルートは、時間を有効に使いたい方にもおすすめ。あなたもぜひ、広島から倉敷、岡山へと続く“心に残る一日”を体験してみてください。