
- マクサとは?韓国で100日100万本売れた話題の新感覚マッコリ!
- 韓国で100万本を売り上げたマクサをご紹介。マッコリとサイダーが織りなす新感覚の味わいは、お米の甘みと爽やかな炭酸が絶妙。アルコール5度で女性に人気のお酒です。
マッコリとビールを割って作る、通称「モッコリ」
市販のマッコリとビールの種類を考えるとその組み合わせは無限大です。
マッコリは韓国が本場です。一方でビールはドイツや、ベルギー、チェコなどのヨーロッパが起源的な本場ではありますが、イギリスのエールビールやアメリカのクラフトビールなど、今や世界的に多様化したお酒といえます。
さらには、日本のビールも世界に引けを取っておらず、日本人も大好きですし、世界にファンも多いです。
ということで今回は、日本で市販されているビールとマッコリを使って、どの銘柄のビールと割ったらモッコリを一番美味しくいただけるかを徹底検証しました!
はじめに伝えておくと、マッコリをビールで割ったものを「モッコリ」と言うのは正式な呼称ではありません。
例えば、ビールをソジュ(焼酎)で割るお酒はソメク(爆弾酒)と、本場韓国含め世間一般に呼ばれていますが、マッコリ+ビールにはそういった広く一般的なな通称はありません。
これは、マッコリの本場韓国においてマッコリは単体で飲まれることが多く、ビールと混ぜる文化はそこまで普及していないためです。
韓国人の友人にも聞いてみましたが、マッコリ+ビールを楽しむ風習は韓国にはあまりないようです。
ということで、「モッコリ」は日本だけの名称で、それでもほとんど一般的ではないというのは覚えておきましょう。
ただし、日本の一部の飲食店では「モッコリ」の名称でマッコリビールが提供されていたりもしますので、一定の認知はあるものと考えられます。
組み合わせ、割合を含めるとパターンは無限大ですが、まずはスタンダードにおいしくモッコリをいただくための結論からお伝えします。
初めて飲むときは、マッコリとビールは 1 対 1 で割るのが最もモッコリの味を楽しめます。
最初は 1 対 1 で割って飲んでみて、飲み慣れてきたら割合変えていくとよりディープに楽しめますよ。
マッコリとビールを混ぜると、意外としっかり両方の個性が出ます。
「何で割っても同じ」にはならなくて、いい感じにそれぞれの個性が出てきます。
もしモッコリを初めて飲むなら、マッコリのおいしさとビールのおいしさをいい感じで味わうために、マッコリは個性の強すぎないものをチョイスしましょう。
個人的には、フレーバーの付いていないスタンダードなマッコリが最適です。
マッコリにも、黒豆のマッコリや、ピーチとかバナナのようなフレーバーが追加されているマッコリもありますが、そうではないプレーンのものが最適です。
マッコリ自体のオーソドックスなマイルド感やミルキー感が味わえるものであれば、ビールとの相性も外れないです。
今回の検証で多くのマッコリを試したのですが、日本で購入できるマッコリの中で一番のオススメは「麹酵堂 生マッコリ」です。
生マッコリとしての酸味がしっとり活きていて、クリーミーでクセもなくとても飲みやすいです。
今回の検証にも、麹酵堂 生マッコリを使用していきます。
では色々なモッコリを作って飲み比べていきます。
今回、マッコリは先に紹介したもので固定して、ビールを色々変えて味の違いを見ていきます。
マッコリもビールも、よく冷やすと美味しいですよ。
一番搾り自体は、芳醇な香りと一番搾り特有の苦味が特徴です。
最初はビール感があまり無く、炭酸マッコリのような舌触りとフレーバーです。つまりすごく飲みやすい、これは飲みすぎてしまうやつです。
マッコリをビールで割るわけですが、不思議とマッコリが薄まった感じはありません。
後味でいい感じにビールの苦味を感じます。これは、一番搾りならではの苦味がしっかり活きていますね。
黒ラベル自体はマイルドな味わいで、一番搾りに比べて甘みを感じます。
モッコリにすると、後味のマッコリ感が強く、しっかりマッコリの味わいです。
風味はスッキリで、ビール感はあまり無く、マッコリの主張の方が強い。ただしこれは、良い意味でフラットな感じもします。比較的飲みやすい部類に仕上がっています。
クリーミーで甘みを十分。マッコリと黒ラベルの甘みが相乗効果を生んでいる一杯になりました。
スーパドライ自体は、まさにドライ。後味のスッキリさ。喉越し最高!モッコリにすると、スーパードライの性格が活きてきます。
マッコリ感の方があるのは他と一緒ですが、余韻が比較的短く、よりすっきりしています。
ビールのキレがモッコリの甘みをさっぱりさせているため、こちらも飲みやすい一杯。スッキリ飲みたいなら断然これです。
プレミアムモルツ自体は上品な苦味、華やかな香り。クリーミーな舌触りが特徴。
モッコリにすると、他に比べてマッコリの香りが立ちます。マッコリのコクも感じつつ、ビールの苦味も後味で感じられる。これはバランスが良いですね。
角がなく、おつまみがなくても飲み進められる味わいです。
甘みと苦味のバランスが取れてて、モッコリのスタンダードにしてもよい一杯です。
香るエール自体は華やかな後味、透明感のある苦味。のどごしよりは味わいたいビール。
モッコリにするとスッキリが先行します。にも関わらず、中盤からマッコリのコクや味わいを最も感じる。これは不思議です。
ビールの華やかさとマッコリの味わいのバランスがとても良い一杯です。これもオススメできますね。
ホワイトエール自体はすっきり系だけど、きちんとビールとしての苦味がある。全体的にはマイルド、なめらか。舌触りがクリーミー。
モッコリにするとマッコリの甘みと渋みが先行し、後からビールの苦味も感じます。マッコリの味わいとビールの苦味のバランスが良いです。
香るエールと同じくスッキリ系。
マスターズドリームは、飲み口スッキリだけど後から芳醇なコクを感じる味わい。
モッコリにすると、ふくよかな甘味が広がります。マッコリの甘みとマスターズドリームの芳醇なコクとの相乗効果が良い感じで出ていますね。
マッコリもビールも楽しめる一杯です。
エビスビール自体は、クセはなく、ビールのコクと苦味を堪能できる。フィルターなく、ビールの美味しいところを味わえるビール。
モッコリにすると、比較的マッコリの味わい感は薄く、ビールの苦味が勝ってるような後味。マッコリのコクも感じますが、早めにビールの味わいが広がります。
マッコリのコクとビールの苦味のバランスはよく感じられるが、プレモルよりもビール感があります。渋みとか苦味が好きな人はこっちが好きかもしれませんね。
バドワイザー自体は、後味すっきり、キレのある苦味。バドワイザー特有の、中域が芳醇で香りが立つ感じ。
モッコリにするとマッコリの甘みが引き立ちます。主役はマッコリですね。後味もスッキリで余韻は短く、どんどん飲めます。後味が切れる瞬間に、苦甘い味わいがふっと駆け抜ける感じも良い。
甘みと少しの苦味が共存するトロトロ系です。
ヒューガルデン自体は、特有のオレンジピールの香りとコク。苦味と香りが特徴的なビール。オレンジピールの香りと、ビールの苦味のバランスが生み出す、オレンジチョコレートのような風味が特徴的。
モッコリにすると、マッコリの甘みとオレンジピールの風味が意外にマッチします。淡いオレンジの風味がマッコリのミルキー感と相まって不思議な甘み香りを感じますね、苦味も意外と立っています。
味わいとしては好き嫌い分かれそうですが、鼻に抜ける香りはすごく良いです。
ここまで試したパターンを、「マッコリ感(甘み)・ビール感(苦み)」(横軸)と、「すっきり(キレ)・まろやか(コク)」(縦軸)でマッピングすると以下のようになります。
モッコリを飲むなら、どの組み合わせを試してみたいですか?
私がおすすめするマッコリ+ビールの組み合わせはこちら!
カテゴリー | 1位 | 2位 |
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初めて飲むなら(バランス良い系) | サントリー プレミアムモルツ | サントリー プレミアムモルツ ホワイトエール |
すっきり飲みたい | サントリー プレミアムモルツ 香るエール | アサヒ スーパードライ |
ビール感しっかりめで飲みたい | キリン 一番搾り | サッポロ エビスビール |
マッコリ感しっかりめで飲みたい | バドワイザー | サッポロ 生ビール黒ラベル |
マッコリとビールの組み合わせって無限大!
何がベストかというよりは、自分の好きな味わいを見つけていくのが楽しいですよ。
どれもちょっとずつ個性があって美味しいので、ぜひ自分の好みの組み合わせを見つけてみてください。