- 新潟と佐渡島を結ぶ!おけさ丸船内施設&過ごし方完全ガイド
- 新潟と佐渡を結ぶおけさ丸の船内を完全ガイド。食事、施設、過ごし方を徹底解説。2.5時間の船旅を快適に楽しむコツも紹介。
フェリーで佐渡島へ!
新潟港と佐渡島の両津港を結ぶ航路。この航路には佐渡汽船の「ときわ丸」と「おけさ丸」が運航しています。
本記事では、ときわ丸の船内施設の様子や、船内でのオススメの過ごし方やスポットを紹介します。
なお、おけさ丸の詳細については、以下で紹介しています。
おけさ丸について詳しく見る
カーフェリー ときわ丸
ときわ丸は、新潟と佐渡島の間を航行するカーフェリーです。新潟港と両津港を往復します。片道の所要時間は 2 時間 30 分。佐渡汽船が運航しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
最大旅客定員 | 1,461 人 |
車両積載能力 | 大型バス 28 台 乗用車 8 台 または 乗用車 168 台 |
総トン数 | 5,380 トン |
航海速力 | 19.1 ノット |
全長 | 125 m |
全幅 | 21.8 m |
主機の種類 | ディーゼル |
建造年月 | 2014 年 3 月 |
新潟港と両津港を往復するカーフェリーは、このときわ丸ともう一隻「おけさ丸」ですが、おけさ丸の建造が 1993 年に対して、このときわ丸は 2014 年と、新しいフェリーになります。
船内マップ
ときわ丸は 5 階建てです。1 階は車両甲板となっており、乗客が滞在できるのは 3 階から 5 階です。基本的には共用部として 3 階と 4 階を、展望ラウンジとして 5 階を利用できます。
エントランス
佐渡汽船ターミナルから乗船すると、まず 3 階のエントランスホールに着きます。ときわ丸のエントランスホールはおけさ丸とは違って吹き抜けにはなっておらず、実用的な設計になっています。
エントランスホールはときわ丸の中心です。食堂やデッキなど、どこに何の共用施設があるかは、このエントランスホールを中心に考えると覚えやすいため、乗船したらチェックしておきましょう。
2 等船室
2 等船室は、3 階もしくは 4 階にあります。
2 等船室は、絨毯が敷かれている大部屋です。おけさ丸同様、区画割りなどはないので、空いているスペースを分け合って過ごします。ときわ丸の 2 等船室は、おけさ丸と比べるとあちこちに細かく散っているのが特徴です。
4 階の 2 等船室
3 階の 2 等船室
快適!1 等船室
1 等船室は 4 階と 5 階にありますが、特に 5 階のチェア席にはリクライニングチェアが設置されており、快適な船旅が楽しめます。1 席のスペースの取り方も贅沢。隣を気にせずゆったりくつろげます。
テレビもついているので、暇つぶしもばっちりです。
イベントプラザ
3 階と 4 階の後方には、イベントプラザがあります。吹き抜けになっており、飲食可能。共用部のため船室ではなくここで過ごすことも可能です。
ペットと過ごせる「ペットコーナー」
ときわ丸でペットと過ごすなら、4 階イベントプラザにペットコーナーがあります。ここなら、ケージから出して一緒に過ごせますよ。(リードは付けておきましょう)
喫煙所
喫煙所は、4 階イベントプラザにあります。
食堂
食堂は 3 階にあります。
メニューのラインナップはおけさ丸と同じです。ラーメンを中心に、名物の佐渡カレーが人気。食券を購入するスタイルです。
パンなどの軽食やお菓子も販売しています。小腹がすいたときにも嬉しいですね。
佐渡汽船名物「佐渡島カレー」
もし食事をするなら、オススメは佐渡島カレーです。佐渡汽船の名物。ライスが佐渡島の形になっているので、気分も上がりますよ。
展望ラウンジ
5 階には、展望ラウンジがあります。
展望ラウンジは広々しており、居心地も良いです。船の先頭部分にあるため、眺めも良いですよ。
舵も展示されているので、航行中は自分が船を操作している気分も味わえます。面舵いっぱいー!
オススメ!4 階テーブル席
ときわ丸に乗るなら、ぜひオススメしたい席があります。それが 4 階 2 等船室の両脇にあるテーブル席です。
この席に座ると、大きな窓から日本海の風景を楽しみながら航行を楽しめるので、ときわ丸の中で一番のオススメ席です。
空調の効いた席で、こんな風景を眺めながら船旅ができるなんて、贅沢ですよね。共用部なので、もちろん誰でも利用できます。
5 階後方デッキ
ときわ丸後方には、開放されているデッキがあります。特に 5 階の後方デッキは広く、屋上なので開放感もばっちりです。
この大きな空にどこまでも包まれる感覚。これが船旅の醍醐味ですよね。ウミネコも並走してくれます。
晴れていれば、日本海の眺望も最高です。どこまでも続く青い海。心地よい風に吹かれてずっと眺めていると、心が洗われるようです。
佐渡汽船名物!ウミネコと遊ぼう!
新潟と佐渡島を往復するおけさ丸とこのときわ丸。どちらも乗船したら必ずやってほしい佐渡汽船の名物があります。それが、ウミネコと遊ぶことです。
船内の食堂に行くと、スナック菓子「かっぱえびせん」が販売されています。これをデッキから掲げると、ウミネコの大群が寄ってきて、ウミネコたちと遊べるんです。
オススメは、3 階のサイドデッキです。ウミネコたちも、後方デッキよりサイドデッキの方が並走しやすく、集まりやすいようです。
ウミネコたちも、餌付けしてくれるのをわかっているみたいで、きちんと列に並んで待機しています。
彼らに与える「かっぱえびせん」は、食堂で販売しています。
車両甲板
1 階は車両甲板となっており、車と一緒に乗船する人の車が格納されます。
佐渡島に行くなら、フェリーの時間も楽しんで
佐渡島へ行く交通手段は、新潟からのフェリーのみです。新潟から佐渡島へ向かうときわ丸での船旅は、ポイントをおさえることで、より快適に、そして楽しく過ごすことができます。
2 時間 30 分という時間をどう過ごすかはあなた次第。客室で横になり休息を取るも良し、絶景を楽しむもよし、ウミネコと遊ぶもよし。
せっかくの船旅です、佐渡汽船フェリーだからこそ、新潟・佐渡島航路だからこそ体験できることを楽しんでください。
佐渡島へ向かう時間、佐渡島から新潟へ戻る時間。
フェリーという移動時間が充実し、あなたの佐渡旅行に彩りを添えることを願っています。