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名古屋城:歴史と魅力が息づく尾張の名城
名古屋城は、400年以上の歴史を誇る尾張徳川家の居城として、名古屋のシンボルとして君臨し続けてきました。徳川家康の命により築かれたこの城は、江戸時代の城郭建築の粋を集めた名城として知られています。
金の鯱で輝く天守閣、豪華絢爛な本丸御殿、そして現存する3つの隅櫓。これらの歴史的建造物は、訪れる人々を江戸時代へと誘います。しかし、名古屋城の魅力はそれだけではありません。城内では武将隊や忍者隊によるエンターテイメントが毎日開催され、歴史を楽しく学べる仕掛けが満載です。
さらに、名古屋城は現在進行形で進化し続けています。2028年には木造復元された天守閣が完成予定であり、より一層の注目を集めることでしょう。
この記事では、名古屋城の見どころやアクセス方法、おすすめの楽しみ方をご紹介します。歴史好きの方はもちろん、家族連れやカップルにも人気の観光スポット、名古屋城の魅力を余す所なく紹介します!
名古屋城
名古屋城は、江戸時代初期に徳川家康の命により築かれた、尾張徳川家の居城です。1609年に建設が始まり、わずか数年で天守や櫓が完成しました。
城内には、築城に携わった大名たちの刻印が残る石垣や、美しい御殿、庭園が整備され、天下の名城として名を馳せました。
明治時代以降も皇室の離宮として大切に守られ、1930年には国宝に指定されました。残念ながら、第二次世界大戦で多くの建物が失われましたが、3つの隅櫓と3つの門、そして本丸御殿の障壁画が今も残っています。
1959年に天守閣が再建され、現在も復元工事が進められています。徳川家康ゆかりの城として、また名古屋のシンボルとして、歴史好きの方はもちろん、家族連れやカップルにも人気の観光地です。
- 営業時間
- 9:00 〜 16:30
- 定休日
- 12 月 29 日~ 31 日・ 1 月 1 日
- 料金
- 500 円(中学生以下は無料)
- 支払いには、クレジットカード・交通系 IC カード・電子マネー・ QR コード決済が利用できます
- 電話番号
- 052-231-1700
- 公式サイト
- https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/
- 駐車場
- 正門前駐車場 (普通車・大型車・自動二輪車・原付) :普通車 180円/30分 , 自動二輪車・原付 100円/30 分
- 二之丸東駐車場 (普通車) :普通車 180円/30分
- アクセス
- 電車:地下鉄名城線名古屋城駅 7 番出口より徒歩 5 分
- バス:名古屋駅バスターミナルより、なごや観光ルートバス「メーグル」に乗車し名古屋城バス停下車。
- 所在地
- 〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸 1-1
名古屋城への行き方については以下をご覧ください。
名古屋城への行き方・アクセス方法について詳しく見る
所要時間
名古屋城見学にかかる所要時間は、ゆっくり見て回って約 1 時間 30 分です。名古屋城のすぐ隣に金シャチ横丁があるので、そこで食事するなら、これにプラス 1 時間程度見ておくと良いですよ。
入場券の購入方法
正門に入場チケットを購入する窓口がありますので、ここでチケットを購入することで名古屋城へ入れます。
観覧券購入は、支払い方法によって 2 つの購入口があって、「現金のみ」と「クレジットカード・電子マネー(交通系 IC など)」に分かれています。
並ぶの列は1つの列ですが、購入窓口が近づくにつれてどちらかを選んでそちらの列に行くような流れになっているため、予めどちらの支払いにするか決めておく、もしくは両方どちらでも支払えるようにしておいて、空いている列に行くようにするとスムーズに購入できます。
正門をくぐるとすぐに総合案内所があります。ここで案内を受けたりリーフレットをもらっておきましょう。名古屋城のリーフレットにはマップも記載されているので、名古屋城散策の役に立ちます。リーフレットは多言語対応されているので海外観光客でも安心です。
名古屋城の公式サイトからあらかじめリーフレットをダウンロードもできます。
天守閣
名古屋城の天守閣は、1612 年に築城されました。当時最大級の規模を誇り、五層五階地下一階の構造で国宝第一号に指定されました。
残念ながら、1945 年の戦災で焼失してしまいましたが、名古屋市民の熱意と寄附により 1959 年に再建。鉄骨鉄筋コンクリート造で復元された天守閣は、名古屋のシンボルとして長年親しまれてきました。
現在、天守閣は設備の老朽化や耐震性の問題に対応するため一時閉館中です。そのため、天守閣の中へ入ることはできません。しかし、その歴史的価値と美しさは変わらず、天守閣を一目見ようと広場には多くの観光客が訪れます。
天守閣は現在、木造復元が進められており、これが完成すれば、白石城(宮城県白石市)、白河小峰城(福島県白河市)、新発田城(新潟県新発田市)、掛川城(静岡県掛川市)、大洲城(愛媛県大洲市)に次ぐ、6 城目の木造復元天守となり、歴史的価値は益々高まります。
整備工事は 2028 年完成の予定。再開後は、より安全で快適な観光スポットとして生まれ変わることでしょう。
本丸御殿
名古屋城の本丸御殿は、1615年に建てられました。当初尾張藩主の住居と政庁として使われましたが、後に徳川将軍専用の宿館となりました。
豪華絢爛な内装が特徴的で、障壁画や飾金具などが随所に施されています。これらは当時の最先端技術を駆使して作られ、江戸時代城郭建築の最高傑作として知られています。
残念ながらこちらも天守閣同様、1945 年の空襲で焼失してしまいました。現在の本丸御殿は 2018 年に復元されたものです。しかし復元に当たっては、歴史資料を基に、現代の名工たちが細部まで丁寧に再現しています。
本丸御殿の魅力は、武家風書院造と呼ばれる建築様式にあります。部屋ごとに異なる天井、欄間、飾金具、障壞画などが、その格式や用途を表現しています。これらは武家文化の粋を今に伝える貴重な遺産です。
訪れる方々は、襖の引き手や襖絵など、細部に至るまで職人の技と知恵が光る空間を体験できます。名古屋城の本丸御殿は、日本の伝統的な建築美と歴史を肌で感じられる、貴重な観光スポットです。
名古屋城 本丸御殿について詳しく見る
西の丸御蔵城宝館
西の丸御蔵城宝館は、名古屋城に関する文化財や資料を展示し、歴史など名古屋城に関する情報を発信している資料館です。かつての西之丸にあった蔵の外観を忠実に再現し、名古屋城の歴史と魅力を存分に楽しめる施設です。
ここでは、名古屋城の歴史を学べる「歴史情報ルーム」で、城の秘密を解き明かすことができます。さらに、国指定重要文化財である本丸御殿の障壁画など、貴重な所蔵品を間近で鑑賞できる「展示室」も見どころです。
名古屋城の「宝」と「情報」が凝縮された城宝館で、楽しみながら深い知識を得られます。歴史好きの方はもちろん、家族連れや修学旅行生にも大人気の観光スポットです。子供用の解説もあり、お子さんも楽しめるコンテンツが用意されています。
西の丸御蔵城宝館について詳しく見る
隅櫓
名古屋城の隅櫓は、江戸時代の城郭建築の美と技術を今に伝える貴重な文化財です。創建時のまま現存する3つの隅櫓は、それぞれ重要文化財に指定されており、城の防御と美観を兼ね備えた素晴らしい建造物です。
西南隅櫓は、外観二重、内部三階という珍しい構造が特徴です。東西約 11.8m、南北約 13.5m、高さ約 14.1m の堂々とした姿で、本丸の南西隅に位置しています。千鳥破風や石落としなど、防御のための工夫も見られます。
東南隅櫓も同様の構造を持ち、徳川家の家紋である葵紋が鬼瓦に使われています。三階東側の屋根には格式高い軒唐破風が施され、美しさと威厳を感じさせます。
西北隅櫓は、3つの中で最も大きく、外観三重、内部三階の構造です。高さ約16.2mあり、江戸時代から現存する三階櫓としては、熊本城の宇土櫓に次いで全国で 2 番目の規模を誇ります。
これらの隅櫓は、名古屋城の歴史と建築の素晴らしさを物語る重要な存在です。是非その精巧な造りと歴史的価値を堪能してください。
金の鯱と記念撮影!
名古屋城の金の鯱は、400年以上の歴史を誇る名古屋のシンボルです。1612年に完成した天守閣の頂に、徳川家康の威光を示すため設置されました。雄と雌の一対からなる金鯱は、その輝きで江戸時代から全国的に有名でした。東海道を行く旅人たちも、その美しさに感嘆したといわれています。時代を超えて愛され続けた金鯱は、世界の博覧会でも展示され、国際的な注目を集めました。
現在、名古屋城を訪れると、天守閣の頂で輝く2代目の金鯱を見ることができます。
そんな金の鯱と、記念撮影が可能です。正門をくぐったところに金の鯱が設置されており、ここで記念撮影できます。
金の鯱との記念撮影は人気のため、順番待ちも発生します。冒頭でお知らせした見学の所要時間 1 時間 30 分には、こちらで順番待ちをした 7, 8 分も含まれていますのでご安心を。
金の鯱は名古屋城の歴史と繁栄を物語る貴重な文化財です。名古屋城を訪れた際は、ぜひ金鯱の壮麗な姿を楽しんでください。
忍者や、徳川家康、豊臣秀吉ら戦国武将に会える
名古屋城の魅力は、歴史的建造物だけではありません。毎日開催される体験型エンターテインメントが、訪れる人々を楽しませています。
「名古屋おもてなし武将隊」と「徳川家康と服部半蔵忍者隊」が、観光客の皆さんを心温まるおもてなしでお迎えします。彼らは歴史知識豊富なガイドとして、城内の見どころや隠れた逸話を楽しく解説してくれます。
また、記念撮影にも快く応じてくれるため、SNS映えする思い出づくりにも最適です。さらに週末には、迫力満点のサムライ・ニンジャショーが開催され、江戸時代にタイムスリップしたかのような臨場感あふれる演武を楽しむことができます。
あなたももしかしたら、忍者や徳川家康に会えるかもしれません。こっそり彼らの登場スケジュールを教えますので、チェックしてみてください。
売店・お土産店は全部で 3 箇所
名古屋には、全部で 3 箇所の売店や土産店があります。
金の鯱の隣にある土産店
天守閣前の売店
天守閣前の売店では、名古屋城限定のお土産が置いてあったり、ソフトクリームなど甘味の販売があります。
売店では「からあげ」「フランクフルト」「たこ焼き」「みたらし団子」といった軽食も販売しています。
食券販売機で食券を購入してから注文するスタイルです。
販売されているお土産も、種類が豊富です。
名古屋城本丸御殿ミュージアムショップ
名古屋城本丸御殿ミュージアムショップは、本丸御殿の一部が土産店になっています。
こちらは民芸品や書籍、雑貨など文化的な商品が多いです。
名古屋城:尾張の誇りと未来への架け橋
名古屋城は、400年以上の歴史を背負い、幾多の変遷を経て今なお力強く立ち続けます。その姿は名古屋市民の誇りであり、日本の文化遺産の象徴とも言えるでしょう。
金鯱輝く天守閣、精緻な細工が施された本丸御殿、そして威風堂々とした隅櫓。これらの建造物は、私たちに過去の栄華を語りかけると同時に、未来への希望も示しています。2028年に予定される木造天守閣の完成は、伝統技術の継承と新たな挑戦の融合を体現するプロジェクトです。
名古屋城を訪れる度に、私たちは歴史の重みと、それを守り抜いてきた人々の熱意を感じることができます。城内を歩けば、武将たちの足音が聞こえてくるようで、時空を超えた旅をしているかのような感覚に浸れます。
そして、名古屋城は常に進化し続けています。最新の設備や体験型コンテンツの導入により、歴史と現代が見事に調和した空間を創出しています。これは、過去を大切にしながらも未来を見据える、名古屋の街の姿勢そのものを表しているのかもしれません。
歴史を刻みながら、これからも発展していく名古屋城へ、是非足を運んでみてください。